▲欧州的登山生活▲
△第12号: あこがれのアルプス登山 (その一)
- 発行日
- 2006/03/06
- 発行者・筆者
- まさ (坂野正明)
まさです。
RanSta が melma! に統合されたのを受けて、今回から、 「めろんぱん」からも配信することにしました。ただ、「めろんぱん」
の場合は、「審査」が厳しく、最初の 3回程度は、仮登録状態なのですが。
http://www.melonpan.net/
そして、「めろんぱん」から登録して下さった皆様、はじめまして。 本メルマガは、昨年10月に始めたものです(以下の創刊準備号にて、
目指すところを書いております)。
http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/magazine/backnumber/eu000.html
なお、「隔週」ということで申請していますが、現在は週刊に近い状態で 発行しています。どうぞお楽しみ下さいますように!
さて、本メルマガで、英国以外が初登場します! 昨夏、何年もあこがれて いた本場ヨーロッパ・アルプスに行くことができました。2週間に わたって、主にアルパイン・クライミングを存分に愉しみました。 非常に好運なことに、 ずっと天候がよく、移動の日と友人を迎えた日を除いた 13日間、すべて、何らかの形で山に入ることができました。
当地で参加した 講習会も本当に有益でした。高度対応、コンテやクレバス救助他ロープワーク、 小屋での過ごし方、天候の見方、装備などなど、きりがないくらいたくさん教わ りました。アルプスは、僕が今まで過ごした日本の雪深い冬山・春山とは全然異なって、 ずっと氷の世界でした。生まれて初めて見る氷河はもちろん、普通の斜面も雪の 薄い層の下にはすぐに氷が待っています。そして、そそり立つ針峰の数々、美しい 日の出、幻想的な氷河の世界、雪の下に隠れているクレバス、すべて新鮮で忘れ られない体験となりました。
今回から数回にわたって、その記録をお送りします。
目次
登山記録編 〜〜 あこがれのアルプス登山 (その一) 〜〜
- 山域: 欧州アルプス/フランス・シャモニー
- 期間: 2005/07/18--08/02 (15泊16日)
- 参加者: まさ、ドム (7/23〜7/30)
△07/18 (シャモニー谷到着)
ロンドン・シティ空港から ジュネーブ経由、バスでシャモニー、さらに終電の電車でアルジェンティエール(Argentière)へ。
シャモニーの駅で、次の(実は最終の) 便まで40分はあった。腹ごなししたいが、35kg の荷物を抱えて雨の中、外に 出る気はしない。切符売り場のお姉さんに、少しの間、荷物を駅(の待合室)に置 いておいていいか、と尋ねると、だめ、と一言のもとに却下された。持ち主不在 の荷物は、警官が発見次第、壊される、という次第……。うーむ、この非人間的 状況が、ここシャモニーでもか……。
同じく待合室で待っている模様の東洋人を見かけたので、10分ほど見ててくれな いか、と頼むと、快く引き受けてくれた。ついでに頼まれて、 彼の分のバーガーも買ってくることになった。
しばらくして、駅でバーガーを頬張る僕たち。打ち解けて会話など交わす。聞け ば、シンガポール人の彼は、単に雨宿りの最中。明日から友人二人と一緒にモン ブランに出かけるんだそうな。その友人が、モンブランの山頂でプロポーズする んで、ケルビンはカメラマン役なんだとか。くぅー、恰好良すぎるぅ!
旅はこういう不意の出会いが楽しいよねぇ、シンガポールに来ることがあれば、 連絡ちょうだい、と名刺をくれた。そう、旅は何があるか分からない、モンブラ ンの山頂で、実は未来の嫁さんに出会うかも知れないしね、って。思いっ切り旗 を降ってあげた。
その晩はずっと雨だったが……、翌日からはいい天気だった。ケルビンたちがい い山行を楽しめていたら、いいな。
さて、アルジェンティエール駅でも、外は雨。しばらく駅で雨宿りするも止む気配無し……。 そのうち駅の電気も消える。あきらめてレ・ショザレ(Les Chosalets)のキャン プ場まで歩く。35kg を超えているだろう荷物を背負って雨の中 1km の道は楽し くはないが……。雨の中、テントを張って、すぐにもぐり込む。 シュラフの中にもぐり込む頃には、外では雷が鳴り出していた。
△07/19 (シャモニー谷ウォーキング1)
昨日の雨は止んでいる。今日は特にやることはないので、シャモニーまで、シャ モニー谷を歩いてみることに。6km ほどの道のりのはず。
川沿いのウォーキングのコースに入ったりしてゆっく り歩いていく。左手に見えるレ・ドリュの尖峰がすばらしい。さすがアルプス! シャモニーでぶらぶらと所用を済ませ、天場に帰る。
晩、テントの入口を開け放ったまま、 中で、明日の用意をしていた。と、一人、ぶらりと 入口に立って、声をかけてきた。「こんばんわ。」仏語圏の人間ながら、 英語もまぁ、それなりのようだ。
何の用だろう、と訝しみつつ、途切れがちな日常会話を交わす。ほどなく、 つと顔を寄せてきて小声で囁く -- 「私とセックスしません?」
!?!?
何と大胆かつストレートなお誘い。いや、興味ないので、と断るも、退かない。
「でしたら、一緒にシャワーを浴びるってのはいかが? お互い見つめあいつつ。」
再度断ると、諦めて退散していった。
ちょっとは惜しいことしたと思わなかったかって?
いや、それが全然。
だって……、男でしたから……。
単刀直入の言葉を聞くまで全く予想もしなかった自分は鈍かったか?
(つづく)
Webページ更新情報
- この記事は、以下にも載せました。
http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/magazine/backnumber/eu012.html
次回予告
次回は… 「あこがれのアルプス登山 (その二) 〜〜 アルパイン・クライミング講習会 (訓練編)」
See you later!
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