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独立が住民投票で否決されたスコットランド

予定通り、スコットランド独立を問う住民投票が行われました。 そこで、現地、蘇格蘭から続報です。

報道の通り、僅差ながら現状維持派(=[独立に]No)が独立派(Yes)を上回る 結果となりました。

投票率 85%! 先進国の全国選挙としては驚異的です。 英国の全国投票としては 1928年に女性へ選挙権を与えるかどうかが 争点になった選挙以来の高投票率だったそうです。 日本の特に参議院だと 50% を切ることもあることに比べれば、 大変高い投票率です。

スコットランドの人口は日本の十分の一未満だから単純比較は 不公平とは言え。

今回、半年前の時点では、現状維持派がずっと多かったところ、 選挙日が近づくにつれて独立派が猛烈な追い上げをかけて、結果は 蓋を開けてみるまで分からない、と言われました。実際、世論調査に よっては、独立派が現状維持派を僅かに上回る、という結果が報道された こともありました(選挙日の 10日前)。

世論調査の推移は、例えば以下

スコットランドの歴史

スコットランド独立問題に関係して、スコットランドが世界中で話題になっています。 そこで、背景となるスコットランドの歴史をまとめてみました。

ローマ時代からノルマン征服まで

ブリテン島が歴史の表舞台に登場するのは、 紀元一世紀(43年)にローマ人が侵略開始して統治してからです。 それ以前はケルト人の土地でした。ちなみに、有名な世界遺産 ストーンヘンジは、欧州本土からケルト人がやってくる以前、 先住民によって建設されたもの、というのが定説のようです。

当時、ローマ人がバース(Bath)村に建設した温泉が、現在の英語の bath (風呂)の語源です。あるいは、英国の地名で、"c(h)ester"が 語尾につくもの、たとえば、マンチェスター(Manchester)、 ウスター(Worcester)、レスター(Leicester)は、当時由来です。

スコットランド独立を問う住民投票を間近にして

今、 スコットランドで、イギリス国からの独立を問う住民投票が 間近に迫っています(投票日は 2014/9/18)。 スコットランドにいると、当然、その雰囲気をひしひしと感じます。

以下、解説と浅見を書いてみました。
半ば旅行ガイドの雰囲気になっています。お気軽にお読み下さいな。 そして、よろしかったら美しきスコットランドに是非お越しあれ!


英国の中のスコットランド

英国(イギリス国)の正式名称は 「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国 (The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」 です。グレートブリテン島の北部全体、面積にして島の三分の一ほどが スコットランドです。一方、(コーンウォール地方から海峡を隔てた 北側の)同島南西部の面積にして十分の一ほどがウェールズで、 残りがイングランドです。

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