2004/12/04 Froggatt Edge 登山記録/感想文 (by まさ)



総括

山域
Peak District/Froggatt Edge
参加者 (レスター大学山岳部)
G、ゴードン、スティーブ、アビ、トム(ミルゲイト)、ベン(ヘドリー)、ヘレン、まさ
期間
2004/12/04 (日帰り; 5日だったかも…) Froggatt Edge
  1. Tody's Wall Area/Heather Wall (16m S 3c); Leader まさ
  2. Tody's Wall Area/Tody's Wall (18m HVS 5a); Leader G
  3. Brown's Eliminate Area/Green Gut (14m HS 4a); Leader まさ
天候
曇時々晴

登山編

スティーブの声がかりで、Froggatt Edge へ。5月に落ちて以来になる。 Gと外で登るのも随分と久しぶりだ。

最初は、Heather Wall を僕のリードで。Severe 3c とウォーミングアップには ちょうどいい。確保のゴードンは、ダブルロープを使うのは初めて、と言う。 …落ちたくないね。岩の最大の弱点をつく、なかなかいいルートだった。

ついで、Gのリード、彼の希望で Tody's Wall (HVS 5a) へ。中間部のオーバー ハングの乗り越しが見るからに核心。その前、2mほど下に中間支点が取れるが…、 ちょっと怖そう。Gは何度か試みるも、結局、降りてきた。トップロープをセッ トして仕切り直すことにする。

トップロープだとGは問題なく越えた。ただ…、その上で、次の中間支点が取れ なくて、ランアウト気味になるのが(リードだと)ちょっと問題の模様。続いてゴー ドン、何度も落ちながらも、何とか乗り越える。最後の僕、Gやゴードンほどに リーチがないので工夫が必要ながら、無事一発クリアした。実は、オーバーハン グもさることながら、その上のスラブが意外に難しく感じた。その後、Gが再度 試登して、最後、ロープをはずして、リードで登り切った。

陽が短いこの時期、あと短めのルートをひとつ、というところか。場所をBrown's Eliminate Areaに移す。ここの隅のクラックのルートGreen Gut (HS 4a) が楽しそう。そこで一人、Brown's Eliminate のスラブでフリー ソロで登り降りしている人がいた。登りのルートは、E2やE3、下りには、Green Gut を使っている……。そんな彼の後に、彼がフリーで下りに使うルートをダブ ルロープにヘキセントリックにフレンズと完全武装で登るのは何か悲しいのだが。 まぁ、気にしない。クラックとフェイスとをうまく使い分けられる楽しいルート だった。

ここで今日の登攀は終わり。他の人々と合流し、地平線に沈んだばかりの夕陽を 追いかけるように、駐車場まで歩いて帰ったのだった。


この文書の先頭へ戻る
「英国での登山的生活」へ戻る
トップへ戻る


まさ