2006/04/01 Beacon Hill (ビーコン・ヒル) 登山記録/感想文 (by まさ)

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総括

山域
Leicestershire/Beacon Hill
参加者
リッチ・B、まさ
期間
2006/04/01 (日帰り)
Beacon Hill
  1. Number Three Crag/Forest Slabs (10m D); solo
  2. Number Four Crag/Bow (4m VD); solo
  3. Number Four Crag/Jack In the Box (5m HS 4b); solo
  4. Number Four Crag/Silk and Satin (6m HVS 5c); solo
  5. The Beacon Face Left/Death Valley Nights (5m HVS 5a); Leader Masa
天候
晴時々曇 (岩登りの前後ににわか雨)

登山編

先の正月山行で、地の果て トリドン山地で劇的な再会を果たしたリッチと岩登りに行くことになった。 リッチは、レスター県出身のまさに地元民。ロンドンで働いていたが、 最近、レスターに帰ってきたようだ。レスター県は、岩場の数は残念ながら かなり限られ、規模も小さい。しかし、数少ないメジャーなものの一つ、 Beacon Hill (ビーコン・ヒル)は、リッチの家の近く、ということで、 では、この土曜、昼くらいまで岩登りしましょうか、と話がまとまった。

僕は、ビーコン・ヒルは初めてだ。 ガイドに よると、なかなか楽しめそうではないか。
バスでえっちらおっちら揺られて、待ち合わせ場所に到着。 幸い、着いた頃には雨はやんでいた。

リッチは、先日、一人で来て、ソロで楽しんだと言う。今日は、僕が ボルダリング・マットを持参したので、さらに安全に楽しめる。 駐車場から歩くこと 5分、 Number Three Crag にすぐ着く。確かにほとんどのルートは簡単そう。下の地面もまずまず平坦で、 (ボルダディングの)着地も悪くない。ウォーミング・アップも兼ねて、 Forest Slabs (10m D) をソロで登る。核心は下部だから、長さの割には 大したことはない。

次いで、すぐ横の Number Four Crag に移動。着地の状態はほとんど理想的。 4〜5m の VD と HS とをソロ(というかボルダディング)で登った後、 6m の HVS 5c の Silk and Satin に取り付く。これは、難易度が示す通り、 結構な難物。地上 3m のクラックにたどり着くのが核心か。 特にリーチのない僕には厳しい。ムーブを計算して試行錯誤を繰返し、 ついに最後に、そこにたどり着いた! 上は簡単と思いきや、下部ほどでは ないにせよ、それなりにハードではないか。結構必死。登り切って ほっとした。リッチは結局、断念した。

この後、ここで一番目立つ The Beacon Face Left に移動し、僕が、Death Valley Nights (5m HVS 5a) をリードした。 こちらは、着地がよくないこともあり、ロープを使ったクライミングに なる。特に問題なくクリア。

リッチの都合があり、短いながら、ここでお開きとすることにした(実際、 すぐ雨が降り出した!)。Beacon Hill なかなかいいではないか! 僕は (同じレスター県北部の) Markfield よりも気に入った。近いし、 また再訪したいものだ。


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まさ