2007/01/20--21 湖水地方登山記録/感想文 (by まさ)

[Japanese / English]



総括

山域
Lake District/Coniston
参加者
スティーブ・E、ジェマー、ニック・R、ジョン・M、アラン、デイブ・B、ライナス、キーナ、ベン・H、まさ (ULMC)
期間
2007/01/20--2007/01/21 (1泊2日)
  • 2007/01/20 Leicester ...(車)... Coppermine (hut) ... Low Water Beck ... Old Man of Coniston ... Swirl How ... Wetherlam ... Hut
  • 2007/01/21 Hut ... Little How Crag ... Hut ...(車)... Leicester
宿泊
  • 2007/01/20 Hut @ Coppermine (Borrow Mountaineering & Ski club)
天候
  • 2007/01/20 曇後雨
  • 2007/01/21 曇時々雨

登山編

01/20

11月に続いて、再びコニストン(Coniston)に 来る。他の連中は金曜晩から来ているが、僕は土曜の早朝に発って、一人で運転。

いつものことだが、朝はぐずぐず。8時前に小屋に着いた頃には、まだほとんどの 連中はベッドの中。天気が思わしくないとは言え、雨が降っている わけでもないし、これくらいなら大丈夫だろうに。10:20 ようやく歩登攀の ルート Low Water Beck に向けて発つ。グレード 3。 小屋から歩いていけるのは利点だが……、これって、沢登り的なルートだと 思うんですけど……。ちと寒くないかい?

水量が少なかったこともあるのだろう、結局、特に濡れることもなく、 川沿いを登って行くことができた。一箇所、川沿いの垂壁を登るところが あったが、ジェマー、ベンと僕とは横から巻いた。あえて危険を冒すこともなし (後で見たガイド本では、その箇所に関し、川沿いに登れるが、落ちたら死ぬ、 とあった — おっしゃる通り — ちなみに、今回のグループの中で 登攀技術的には一番優れている僕が巻いているのに、初心者と言っていい人々まで 川沿いに登っているんだから……ちょっと怖かった)。

池に着いたところで、歩登攀の主要部は終了。 多くの連中はだらだらとそこからなんとなく上に歩登攀をしている様子。 実際、(無理に?)歩登攀続けることは可能ではあるが、あまりにだらだらしている。 僕は、オールド・マン・オブ・コニストン(Old Man of Coniston)山へ一般道から さっさと登っているベンとアランとの後を追うことにする。 12:40 頂上に立つ。2℃。風が強い。

このオールド・マン・オブ・コニストン山、湖水地方の山々の中でも 格別に標高があるわけではないが、 このコニストン(Coniston)の山域の中で、盟主とされていて、有名。 僕は、今回、英国滞在 6年近くにして、初めて山頂に立てた。 コニストンはどういうわけか今まで縁が無かったこともあって、 なんか嬉しい。

下を見ると、他の連中は、まだだらだらと遊んでいる模様。 僕は、ベンとアランと共に、ここから稜線を縦走することにする。 スワール・ホウ(Swirl How)山、ウェザラム(Wetherlam)山と歴訪。 風が強くて 1メートル飛ばされたり、雹に打たれたりまでしたが、 それもまた山歩きの一興。 今までに来たことのない山域を歩くのはなかなかのもの。 存外に楽しめた一日だった。

01/21

朝のうちは小雨。でも、昼前には雨はやんだので、何人かで近くの岩場 (Little How Crag)へ 岩登りに。アランが比較的簡単なルート (Sunshine Arete; Diff)を リードすると言う。 しかし、寒い(1℃)。自己確保を取り終えて、アランが登り始める頃には、 彼はすっかり冷え切ってしまっていた模様。すぐに降りてきて、断念、と 宣言する。隣で登っていたニックも同じ。ついでに小雨も降り出した。 仕方ないね、帰るとしましょう。

というわけで、結局、ほとんど何もせずに、この日は終わることになった。

帰り道、途中でマンチェスターの友人宅へ寄って、旧交を温めることが できたので、まぁ、結局は悪くない日ではあったが。こんな週末もあるでしょう。


タイム・テーブル

2007/01/20-21 Lake District 山行タイム・テーブル
時刻 行動 高度(m) (計器|地図) 温度(℃) 歩数(複歩)
表注:
歩数は、その前の項目からの歩数[複歩]、 括弧「(...)」内は予測値。 GR は、Grid Reference Number で、省略時の頭文字は NY。
2007/01/20
(Leicester → Coppermine (hut) → Low Water Beck → Old Man of Coniston → Swirl How → Wetherlam → Hut)
03:20 Leicester発
04:50 Sandbach Service
05:14
06:25 Burton-in-Kendal Service
06:38
07:40 Coppermine hut着
10:20
10:50 Boulder 600
Low Water Beck
12:10 Tarn(登攀終了) 4
12:40 Old Man of Coniston山頂
(15分休)
803 2
13:30 Swirl How(804m)頂上近く 1
14:00 分岐(GR278007) 1
14:35 Wetherlam山頂
(10分休)
762
15:45 hut
22:00 就寝
2007/01/21
(Coppermine (hut) → Little How Crag → hut → Manchester → Leiceste)
09:45 起床
12:00
Little How Crag (GR274996) 1
14:00 下降決定
hut
16:20
17:50 Ambleside発
19:00 Bolton Service
(15分休)
Manchester(ジョー宅)
21:50 ジョー宅発
23:25 A50沿いTesco
25:05 Leicester

この文書の先頭へ戻る
「英国での登山的生活」へ戻る
トップへ戻る


まさ