2008/06/22 バーチン・エッジ登山記録/感想文 (by まさ)

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総括

山域
Peak District/Birchen Edge
参加者
グレアム・B、ジーナ、ホリー、アンディ・Ri、ルーク、クローディア、まさ
期間
2008/06/22 (日帰り) Birchen Edge (以下、リンクは特記しない限り rockfax.com へのもの)
  1. Stoker's Wall/Stoker's Hole (6m HS 4a); Leader グレアム (OF), 2nd ホリー、ジーナ、まさ
  2. Copenhagen Wall and The Fo'c'sle/Mast Gully Crack (10m HS 4b); Leader まさ (OF), 2nd ホリー、ジーナ、グレアム
  3. Copenhagen Wall and The Fo'c'sle/Dane's Delight (6m HS 5b); Solo グレアム (OF), アンディ (GF), まさ (GF)
  4. Orpheus Wall (Area)/Orpheus Wall (14m HVS 5c); Leader まさ (Failed), 2nd アンディ (Failed)
  5. Sail Buttress (Area)/Ratline (14m HVS 5b); Leader まさ (OF), 2nd アンディ, ルーク, クローディア, グレアム
  6. Nelson's Slab (Area)/Dead Eye (10m HVS 6a); Leader まさ (Jumped off)
  7. Nelson's Slab (Area)/Blind Eye (14m S 4b); Leader クローディア (OF), 2nd まさ
様式: O(s) = オンサイト, F = フラッシュ, (A) = (助言少々), G = グラウンド・アップ, Hp = ヘッド・ポイント
天候
晴時々突風 (19℃@11:35, 14℃@18:30, 12℃@21:20)

登山編

バーチン・エッジ(Birchen Edge)へ。 グレアムの恋人のジーナと旧友のホリーと。 ジーナは完全な初心者。ホリーは昔登っていたのに、 シェフィールドに移ってからクライミングは中断していたとか。 なんて勿体ないぃぃぃぃ!
アンディ・Ri とルークとクローディアも後でそれぞれ合流予定。

2〜3本登った後、前から目をつけていた Orpheus Wall をリード。Joe Brown のクラシック。HVS 5c。中ほどのオーバーハングが 当然の核心。 ホリーの確保で登り始める。

しかし、核心でムーブが見えない。下から見たら登れそうだったのに、 実際にその場に立つと、いやらしい。核心手前で何度か登っては下りを 繰り返した後、段々、腕も疲れてきて……ついに落ちた。一番上の 中間支点は飛ぶも、次は持ちこたえてそこで止まる。 その後もトライを重ねるも、どうしてもムーブが見えず、 登れず、断念と相成った……。無念。

後ほど、ドムに聞いたところでは、核心はかなりリーチが必要で、 僕よりずっと長身の彼でさえジャンプが必要だったそうだ。 しかし……、初登者の Joe Brown は僕並に背が低い人だから、 そんな言い訳は通用しないはずだ。しかも当時、ラバーソールも なければ、リーダー決して落ちるべからずの時代だったのだから……。 またいずれ帰ってきて挑戦したいものだ。

ひとつ HVS 5b を登った後、今度はボルダリング・マットを敷き詰めて、 HVS 6a の Dead Eye に挑戦。ルーフのトラバースから、地上 3メートルを上に抜ける ところが核心。つまり、マットがあれば大丈夫(中間支点は仮に 取ろうと思っても無理)。

たまたまそこにやってきたレスターの旧知のデイブと共に 交互に試みるも、うまくいかず、これも結局断念した。 うーん、HVS を二つも登れなかったか。 それが実力だから仕方ないとは言え、 ちょっと残念に感じた一日だった。


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Masa