2008/10/12 Peak 地方/Rivelin Edge 登山記録/感想文 (by まさ)

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総括

山域
(Eastern) Peak District/Rivelin Edge
参加者
ガレス・W、スティーブ・E、ジェマー、アマンダ、ポール、アレックス、キーナ、ライナス、リズ、オリバー、ジョン・S、ダン、まさ他 (ULMC)、ルーク、アンディ・Ri、ドム他
期間
2008/10/12 (日帰り)
Rivelin Edge (以下、リンクは特記しない限り rockfax.com へのもの)
  1. The Rivelin Needle/Croton Oil (20m HVS 5a); Leader まさ (OF), 2nd ガレス
  2. The Needle Area (Blizzard Ridge Area)/David's Chimney (10m VD); Leader ルーク (OF), 2nd アンディ, まさ
  3. The Rivelin Needle/The Original Route (12m E2 5c); Leader まさ (Os, Dog), 2nd ルーク, アンディ
様式: AL = 交互リード, MT = コンテ, O(s) = オンサイト, F = フラッシュ, (A) = (助言少々), G = グラウンド・アップ, Hp = ヘッド・ポイント, D(og) = ザイルぶら下がり, E(s) = 諦める/エスケープ, C(d) = クライム・ダウン
天候

登山編

山岳部の山行として、 リベリン・エッジ (Rivelin Edge) に来る。グループは避けるべきで、また初心者にお勧めの岩場でもないのだが。 なぜそこを選んだのかは知らないが、まぁいい。 ここには有名な柱状岩(Rivelin Needle)があり、僕としては以前から ずっと登りたかったものだ。 先の 2月に来た時に 登るはずだったのが、諸事情で断念せざるを得なかった。

早速、ガレスと組んで、僕のリードで同柱状岩を登る。 ルートは、 Croton Oil (HVS 5a) を選ぶ。同柱状岩を登るルートは幾つかある。最も易しいのは VSながら、この HVS のルートこそ最上とされているようだ。 スラブからクラックに。最上部で、内部の穴の音が響くちょっと怖い フレーク(ガイド本に警告あり!)にあまり体重をかけ過ぎないよう 気をつけて、登り抜ける。

ガレスは、途中、一度ザイルに体重を預けながらもフォローしてくる。 岩の頂上からは、当然、下降路はないので……、岩のすき間にかかった鎖を 支点に懸垂下降。気持ちいいルートだった。

ルークとアンディとがここで合流。ルークが 1本リードした後、 ここに来たならばやはり彼らにも Rivelin Needle を登って もらわないと、ということで、別のルート The Original Route (E2 5c) を選んでリード開始。アンディの確保。

5m登ったところで右にトラバースした後、オーバーハングを右に斜上する ところが核心。核心を試みるも自信が持てない。斜め上のホールドが どれほどいいものだろうか? クライムダウンしては 休憩を繰返した後、さらに体をせり出す。ホールドは、そう悪くないが小さい。 力が持つか……持たない! 落ちた!

"Oh, Hello."
確保のアンディの横に立つ僕……。墜落の結果、足が地面に接地して、 アンディの隣に立つことになった次第……。 ザイルが伸びた結果だから足へのショックはほぼゼロだったとは言え、 危なかった。とは言え、支点が大丈夫なことは分かったわけで、 では登らいでか。再挑戦!

核心にて、別のムーブも試しつつ挑戦。2度落ちた後、これが最後と 体をせりだしていく。越えた! 中間支点も取れる。しかしここで支点を 取るのはスタミナが持ちそうにない。上まで登ればずっと楽に支点を セットできるのは見えているから、プッシュ! ランナウトしているから、 最早落ちることは許されない! よいホールドにたどりつき、震える腕を 交互に休めながら、なんとか支点をセット。ほっとすることこのうえなし……。 この時点でつい先に登った Croton Oil に合流していて、あとは同ルートを辿るだけだから、かつて来た道。 無事登り抜ける。ふー、大変だった。

ルークもアンディも何度も落ちながらフォローしてくる。 せっかくの柱状岩を楽しむところ、ちょっと厳し過ぎたかな。 ごめんね!


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まさ