: ロープ
: 各用具選びのワンポイント・アドバイス (その二)
: 確保器、下降器など
もし垂直のロープを登るならば、普通、二つペアで使用します。二つともハンド ル付のものを使うこともあれば、一つにチェストハーネス用を使うこともありま す97。
単独登攀に用いる場合は、使用方法や使用環境はもちろん、用具それ自体も、通 常以上に気を遣う必要があります -- 上級者レベルの話になるので、ここでは 深入りしません98。
一方、(登山)出発前から必要なことが分かっている場合以外は、ミニ登高器を持 参する方が普通でしょう -- 重さが全然違うので。登高だけでなく、ロープを 張ったり(チロリアンブリッジ)、引いたり(ホイスト(救助)、懸垂下降後の回収、 など)するのに役立ちます。100g を切るようなミニ登高器は、2005年現在、ワイ ルドカントリー社のロープマン(Ropeman)マーク1, 2 と、ペツル社のタイブロッ ク(Tibloc)しかありません。
タイブロックが抜群に最軽量(39g)かつ最安ですが、使用にコツがあります(特に、 円形構造のHMSカラビナか(安全環付)楕円形カラビナで使用すべき)。ロープマン・ マーク1 は、安定した高い評価を聞きます -- 出た当時は革命的だったとか。 10mm 以上のシングルロープでの使用がメーカー推奨です99。特に、冬場、凍結したロープ には威力を発揮するでしょう。一方、マーク 2 は、ロープに優しく(しかし、凍 結したロープでは滑る?)、かつメーカー保証のロープ口径が 8mm 以上です。
なお、グリグリ(ペツル社)に代表される自動ロック確保器、ルベルソ(ペツル社) に代表されるマジックプレートも簡易登高器として使用できることを付記してお きます。
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