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情報の入手

以下のような方法が考えられます。 購入前にはできるだけ多くの方法で情報収集しておけば、失敗が少ないでしょうね。

ベテランに訊く
山の知恵袋と言えば、やはり経験者ですね。 ただし、道具の世界は日進月歩。ほとんど山と同化しかかっているような仙人の 場合、最新の道具事情にまで詳しいとは限らないので、ちょっと注意が必要かも。
登山に関する専門書を読む
系統的な知識が得られます。人に訊くのと違って、大事なポイントをうっかりしていた、 ということは少ないでしょう。ただし、最新の道具事情について述べているか どうかは、場合によっては分かりません。初版出版年には要注意6
登山に関する雑誌を読む
最新の道具事情を知るには一番の方法でしょう。 記事の編集という意味でも、各メーカーこぞって宣伝している、という意味でも。 但し、自分の知りたい情報があるとは限らず(あることの方が少ない)、 また往々にして情報は断片的になってしまいます。定期的に購読すると、 長期間の後には多くの情報を手に入れることができるでしょう。
メーカーのカタログを読む
メーカーのカタログは、そのメーカーの商品を売るためのものなので、 そういう偏りが当然あります。しかし、それでもなお、多くの 有用な情報が載っていることがあります。たとえば、ワイルドカントリー社の カムについての本は、フレンズに関してのすばらしいレビューです7。また、ペツル社のカタログも、半分(!)ほどの 量が技術的解説や安全知識に割かれています(英語版の話ですが)。 各メーカーのインターネット上にも、同様の解説が見つかる場合が多いです。

また、道具付属の取扱説明書も有用な情報源です。何が保証されていて何が保証外か などのその道具に特化した情報に加えて、往々にして一般的な技術的解説や安全 知識が手に入ります。昔は道具を買わなくては手に入りませんでしたが、最近は インターネットを通じて無料ダウンロードできる場合が少なくありません。

インターネット上で探す
玉石混淆なので、情報の信憑性を判断する力が求められますが、 時に有用な情報が転がっています。少なくとも、おおよその目安をつけるの には、非常に有効な方法です。
店員に訊く
ちゃんとした専門店なら、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。 また、最新の道具事情についても詳しいことが多いと期待できます。 但し、先方も商売ですから、その辺の限界は見極めたいところです。 例えば、ある商品について、その店で扱っていないメーカー品を薦める、 ということは普通考えられません。 また一口に登山用品店と言っても、店によって得手不得手がありますし、 同じ店でも、あるいは店員によっても知識水準には大きな開きがありますから、 自分の目的にはどこの店(店員)がいいか、は事前に情報収集しておきたいところです。
その他
登山関係の講習会に参加する、などでしょうか。

※注) 上では``最新''ということにこだわった表現をしていますが、最新のものが 最良とは必ずしも限らないので、そこは誤解なきよう。例えばコストダウンが 主眼に置かれた最新モデルの場合、安全性や機能性に劣る場合もあるでしょうし、 あるいは現在は優れていると見なされていても、数年後にはその考え方は 正しくなかった、とされる場合さえあり得ますから。

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坂野正明 2005年 10月 8日