▲欧州的登山生活▲

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第80号: ピーク地方石灰岩地帯の丘歩き (ダブデイル)

発行日
2008/09/24
発行者・筆者
まさ (坂野正明)

まさです。
過去数回にわたってハードな山行の記録が続きました。 今回は、ピーク地方にのどかな丘歩きに行った時の記録を 中心にします。

ピーク地方国立公園のウェブサイトによれば、ピーク地方国立公園は 年間来訪者が世界で二番目に多い国立公園なのだそうです。ちなみに 世界一は — 富士山国立公園だとか(でもそんな人数、どうやって 数えるのでしょうね?)。そんな人々のほとんどが硬派のクライマー……の はずはもちろんなくて、丘歩きの人々の方がはるかに多いはずです (もっとも、最大多数派はクライマーでも丘歩きでもなく、点在する村々の 喫茶店・ブティック巡り(もちろん車で)の人々と予想しますけど)。 今回は天候が思わしくなかったこともあり、のんびりとした丘歩きに 行った次第です。

あわせて、今回の舞台のダブデイルの紹介と、「川」に注目して 地図に使われる英単語を解説しています。 お楽しみ下さい。

目次


登山記録編 〜〜 ピーク地方石灰岩地帯の丘歩き (ダブデイル) 〜〜

アダムと丘歩きに。ピーク地方最南部(つまり、僕らの居住地から 最も近いところの一つ)のダブデイル(Dovedale)に。 (ソープの)駐車場に車を停めて、Ilam の方へと歩いていく。 時折雨がぱらつく中、牧場を横切る静かな丘歩き。悪くない。

ダブ川(River Dove)の渓谷(Dovedale)に着いたところで昼食。 ここからは、両岸に石灰岩の奇岩を見ながらの渓谷沿いのほぼ平坦な遊歩道を 下っていく。途端に人の数が 10倍に増えた感じ。 景観が良く、高低差もなく、遊歩道は整備されているからさもありなん。

石灰岩の奇岩とは、つまり、岩登りにはもってこい! うわぁ、登ってみたいよねぇ、ハードそうだけど……、と二人で喋り合う (後で調べたところ、実際 ハードなルートがほとんど)。 中でも、 Ilam Rock は見事なピナクルだった。

ダブデイル渓谷の終了点で、そこの山ソープ・クラウド(Thorpe Cloud)に 登る。きれいな形の山。阿蘇山の米塚を思い起こさせる。 登りたい、という気持ちにさせてくれる山だ。それこそ登山の原点でしょう。 高低差 150m くらいなので大したことは無いのだが、ピーク地方としては 大したものと言える。実際、僕が今までピーク地方で見た山(丘)としては、 ぴか一だ。ちょっと山登りした、という感覚を味わえて、 頂上からの見晴らしもよし。

ソープ・クラウドを降りたところが出発点の駐車場。 静かな丘歩きの一日を楽しめて満足だった。

△以上、記録の一部。全文は、以下に載せました。
 http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/record/uk/20080329_dovedale.jis.html


英国の山紹介編 〜〜 ダブデイル (Dovedale) 〜〜

ダブデイル(Dovedale)は、ピーク地方最南部、北から南に流れる ダブ川(River Dove)に沿った狭い渓谷です。 南端のソープ(Thorpe)から南北に 4km 〜 8km 続きます。

ダブデイルの目玉は、両岸に広がる石灰岩の奇岩の数々です。 中でも、ソープに近い Tissington Spires、ミルデイルに近い Ravens Tor が立派な絶壁です。そして中間部にある Ilam Rock が 特に目を引く柱状岩です。これらは当然、伝統的に登攀の舞台にもなっています。 また、両岸には、ほとんど登山道(遊歩道)沿いに二、三の洞穴もあります。

一応、両岸とも歩けるようですが、左岸(東岸)の方が遊歩道として 立派に整備されています。この遊歩道はほとんど平坦です — 南北端のミルデイルとソープの(両駐車場の)間の標高差は 40m 足らずに 過ぎません。ピーク地方最南部ということは、ロンドンなどの南部の 大都市から最も近い、ということでもあります。というわけで、 ダブデイルは、ピーク地方のウォーキングとして最も人気のある ルートのひとつのようです。

ソープには、ソープ・クラウド(Thorpe Cloud; 287m)というきれいな対称形の 丘(山)があります。標高差 150m 程度です。とは言え、 ダブデイルの遊歩道に比べれば格段に人口密度が低く、相対的に 静かな丘歩きが手軽に楽しめるでしょう。

△この記事の全文は、以下に載せました。
 http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/info/peakd.html#dovedale


登山ミニ英語編 〜〜 地図に使われる英単語 (その四) 〜〜

(第32号以来)久々に、 地図に使われる英単語を紹介します。今回は「」がテーマです。 末尾に (s) をつけたものは、複数形として使える名詞、 という意味とします。

  • brook(s)/stream(s)/river(s): (小さい方から順に)川。
    例: (The) R(iver) Dove (ダヴ川)、Red Brook (レッド支流)
    [注]「川」の場合、River が先に来るのが普通 (米国は逆?)
  • canal(s): 運河
  • dale(s): 山間に広がる谷的な(比較的狭い)平野。盆地。
  • valley(s): 谷(間)、盆地
  • (water)fall(s): 滝
  • dam(s) / weir(s), barage(s): ダム / 堰
  • [left] bank(s) / embankment(s): [左岸]川岸 / 堤防
  • [suspension] bridge(s): [吊り]橋
  • ford(s): 浅瀬の(歩いて|飛び越えて)渡れる地点
  • steppingstone(s): (石伝いに川を渡れる)飛び石

△以上、以下の「登山ミニ英語編」にも載せました。
 http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/lang/english.html#map-river


Webページ更新情報


次回予告

次回は… 「徹夜奮闘の雪上岩登り (ピラー・ロックス)」

See you later!


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