△第57号: 復活祭のスコットランド春山紀行 (後編)
- 発行日
- 2007/09/20
- 発行者・筆者
- まさ (坂野正明)
まさです。
本メルマガが、メルマガ配信スタンドのひとつのめろんぱんで 「オススメ!」に選ばれました。光栄なことです。陽に陰に励まして
下さってきた皆様、どうもありがとうございます。これを発奮材料と して、質に磨きをかけたメイル配信をできれば、と思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
歴史と美しさで英国一有名な渓谷だが,”美しい”言葉を一般的に捉えてはならない. ”ここは地球ではない”.グレンコーについて間もないある日本人がこの場所を訪れて 思わず漏らしたこの言葉が,より正確な表現である. (Massie池田氏のページより)
http://square.umin.ac.jp/~massie-tmd/site.html#Glencoe
残念ながら天候に恵まれず、「地球ではない」場所の真髄を堪能とは いきませんでしたが、いい経験になった山行でした。お楽しみ下さい。
目次
登山記録編 〜〜 復活祭のスコットランド春山紀行 (後編) 〜〜
(前号(第56号)からのつづき)
今日は雨。 南部グレン・コー(Glen Coe)の Buachaille Etive Mór 山系 に歩登攀ルート経由で登ることにし、 10時過ぎに歩き始める。 雨の中とは言え、特に危険も感じず、 目標のルート(Great Gully Buttress; Grade 1/2)を 楽しく歩登攀。 ルート終了点の後、残雪を見ながら 少し歩いて、Stob Dearg (1022m) の山頂着 12:20。
ここからは、少し戻り、踏み跡のしっかりある径を稜線沿いに縦走して、 もう一つの山まで足を伸ばして折返し登ってから、 帰ることにする。 悪天とはいえ、せっかくここまで来たのだから。
稜線を一人てくてくと歩いて、その Stob na Doire (1011m) の山頂着。 あいかわらず人影なし、視界もなし(30メートル)。 長居は無用。来た道を戻る。今しがた通り過ぎてきた コルから降りる次第。
下り始めた途端、風の方向が 180度逆転した(山頂にいた 5分たらずの間は、 風はおさまっていた)。突風? いや、違う。明らかに定常的に逆転した。 強烈な前線が通過した? でも、そんな予報ではなかったはず。 温度も変わったとは思えないし、ちょっと変。
ひょっとして、自分が逆の方向に歩いているってことは……? まさか! でも一応、念のため方向を確認しておきますか。 コンパスが……あれっ、見当たらない。 雨まじりの強風下で、しかも分厚い手袋をしているだけに、探し出すのも億劫。 まぁ、いいか。 山頂まで来た道を戻るだけでそんな馬鹿な間違いを犯すことはあり得ない。
しばらく歩いた後、(強風下ではしばしばあることで)一瞬、ガスが切れて、 前方の今から向かう山々(の稜線)が見えた。
「えっ! 稜線の形が違う!!」
ことここに至って、地図で真剣に現在場所を検討することに。 雨まじりの強風下ではあまり愉快なことではないとはいえ、 そんなことは問題ではない。その結果、山頂から逆方向に 歩いて(降りて)きたと思えば、辻褄が合うことを発見。最後、億劫だった コンパスも探し出して、それが正しいことを確認した。
信じられん!! ど素人でもしないような間違い……。
ちなみにこの時、もしコンパスの向きがもとの予定の向きなら、自分がいる位置が わけわからなくなるのでそれは非常に困る、でも一方、逆向きなら、 山頂から思いっきり逆方向に歩いていたことが証明されてしまうわけで、 それはそれでショック、と、どちらの目が出てもあまり嬉しくないと いう状況であった (^_^;;
敗因は、言うまでもなく、視界が無かったのが第一、 悪天下でチェックを怠ったのが第二、加えて ここまでの勾配が来た時(つまり本来の下降路)と よく似ていたので、それも発見が遅れた理由の一つだった。
ショックではあるが、現在位置が完璧に把握できたので、 (来た道を戻らず)そこから別の下降路で降りる。1時間半後、 無事、駐車場着。フォローとしては悪くない(といい面を見ることに (^_^;;)。
昨秋に穂高縦走に行った時、 後から来た人が、稜線上で思いっきり迷った(同じ山頂に二回着いた)と 言っていて、こんな狭い稜線上でどうやったら迷えるんだ? と疑問に思ったものだが、全然笑えませんね。 いやはや、油断ならないもの……。いい経験であった。
△以上、記録の一部。全文は、以下に載せました。
http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/record/uk/20070406_lochaber.jis.html
登山ミニ英語編 〜〜 医療関係サバイバル編 (その二) 〜〜
第54号に続き、医療関係「通じる」英語の 第二回です。今回は、軽い症状を採り挙げます。どうしても英語で 通じさせなくてはいけない状況になるかどうかは別として、 遭遇する可能性はずっと高いかと思います。
- 「大丈夫、元気、元気!」: I'm OK, fine, thank you.
- 「{ちょっと}疲れただけだよ」: I'm just tired {a bit}.
- 「めまいがする」: I feel dizzy.
- 「何箇所か擦り傷を負った」: I got a few scratches.
- 「{ただの}打ち身だよ」: It's {just} a bruise.
- 「蚊に噛まれて痒い」: I was bitten by mosquitoes and it's itchy.
- 「かなりの日焼け[火傷]を負った」: I got a sunburn [bad burn].
- 「腫れてきた」: It is swelling (getting bigger).
- 「右足がつった」: I've got a cramp in my right leg.
- 「筋肉痛だ」: I have a sore muscle (My muscle is aching).
△以上、以下の「登山ミニ英語編」にも載せました。
http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/lang/english.html#medical-survival
Webページ更新情報
- この記事は、以下にも載せました。
http://alpiniste.hp.infoseek.co.jp/magazine/backnumber/eu057.html
次回予告
次回は… 「ピーク地方で最も『遠い』岩場」
See you later!
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